座禅会とは?初心者が参加する前に知っておきたい注意点やマナー

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仕事や育児に毎日あわただしい時間を過ごしていると、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいませんか?

そんな時におすすめなのが、お寺での座禅です。

最近は、坐禅ブームということもあり、初心者でも参加できる坐禅会を開催する寺院も多いです。

お寺での座禅体験に興味はあっても、最初に参加する時は分からないことばかりで、ちょっと不安な点もありますよね。

そこで、この記事では、座禅とは?座禅会とは?について解説するとともに、はじめて座禅会に参加する際に知っておきたいことやマナーについてご紹介します。

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座禅とは?

正式には「座禅」ではなく「坐禅」と書きます。

お釈迦様が悟りの境地に到達した際に行ったことが始まりといわれていて、「坐して心を統一して寂静(じゃくじょう)の境地を得ること・・・」

つまり、静かに座って心を研ぎ澄ませることによって、とらわれのない心を取り戻すことを目指します。

なんだか難しそうに思える座禅ですが、まず姿勢を正し(調身)、呼吸を整えること(調息)で、おのずと心が整う(調心)といわれています。

最初はただ姿勢と呼吸に意識を向ければ大丈夫です。

日常の慌ただしさやストレスから一旦距離をとって、ただただ、静かに座る。

頭の中をからっぽにして、感情や解釈を加えずに、かけがえのない「今、この時」を受け止める時間です。

座禅をすることで、脳内物質「セロトニン」が活性化したり、リラックスしているときに出る脳波αアルファ波が出ることなどが最近の研究でわかってきたそうです。

にちこ
にちこ

たった10分の座禅でも、その後の爽快さは十分に味わうことができますよ!

夏目漱石や、アップルの創始者スティーブ・ジョブズも禅の思想に関心を持ち「座禅」を行っていたそうです。

座禅は、いまや世界中の人々に実践されています。

座禅会とは

「座禅会」とは、座禅をするための集まりのこと。仏教の中でも「禅」といわれる思想を取り入れた宗派の禅寺では、一般の人が座禅体験をできるように「座禅会」を開催しているところが多くあります。

座禅会では、お坊さんが丁寧に座り方や足の組み方、作法、座禅中の意識の向け方などを教えてくれます。ガイドに従って、最初は見よう見まねで大丈夫。

初心者向けの場合は、だいたい1時間~2時間程度で行われています。といっても座禅をしている時間は休憩をとりながら10分×数回程度です。

お寺によっては、座禅の前後に「茶礼」といってお茶や梅湯をいただいたり、お坊さんによるお話があることも。

にちこ
にちこ

座禅会では気軽に禅の世界に触れることができますよ。

一方で、経験者向けに1泊2日で座禅会を開催するところもあります。朝の掃除をお坊さんと一緒になって行い、食事は精進料理をいただき、座禅に没頭する。修行僧の日常を体験することができる機会です。

慣れてきたら参加してみるのもいいですね。

 

「座禅 東京」など地域名を入れて検索すると、座禅会を行っているお寺の情報がいろいろと出てきますが、関東だったら、私がおススメするのは鎌倉の禅寺で行われている座禅会です。

観光地ということもあって、初心者向けで予約不要、単発での参加OKという座禅会が行われています。

こちらの記事で紹介していますのでよかったら参考にしてください。

座禅体験するなら鎌倉の3つの禅寺がおすすめ!初心者・当日参加もOK
まったくの初心者でも安心して参加できる座禅会を開催しているお寺が、鎌倉にはいくつかあります。 パワースポットとしても知られる鎌倉は、東京から電車で1時間ちょっと。 緑あふれる山間に点在する...

鎌倉の山間にある禅寺で、厳かな雰囲気と自然を感じながらの座禅は、本当に気持ちいいですよ。

はじめてお寺の座禅会に参加する際に知っておきたいこと

お寺の座禅会に参加してみたいなーと思っても、最初は分からないことばかりで、いろいろと気になりますよね。

よくある疑問や不安に対して解説します。

やり方がわからない

初心者を対象とした座禅会では、必ず最初に丁寧に解説してもらえます。

座り方や意識の向け方、マナーや注意事項などわからなくても、そこで教えてもらえるのでご安心を。

どのくらいの時間座っているの?

長い時間、正座して座るのはちょっと自信がないな、と思う方も多いことでしょう。

でも、ご安心ください!

初心者の場合、座禅の時間は短めで、10分から15分程度を1~2回行う程度です。

寺院によっては、足の具合の悪い方のためにイス席を用意している場合もあります。(各寺院にお問い合わせください。)

服装は?

ゆったりと瞑想するためには、体を締め付けない服装がおススメです。

座禅は結跏趺坐(けっかふざ)といって、あぐらのように組んで座ることが多いです。スカートの場合はストールなど足元にかけられるものがあるといいですね。

また露出の多い服装(短パンなど)や厚手のセーターや上着の着用を禁止しているところもあります。

暖房などない建物で行いますので、寒さに弱い方は真冬の参加はやめておいた方がいいかもしれません。

マナー

心静かな時間を過ごすため、私語や騒ぐのはNG。

ケータイも必ず電源を切っておきましょう。

マナーモードでもブルブルとなると気が散ってしまいますのでオフに。

警策(きょうさく、けいさく)で喝!とされるの?

座禅というと、座禅をしている人の背中にお坊さんが棒で「喝!」と言ってビシッと打つシーンがよく連想されますが、初心者向けの座禅会では、自ら希望しない限り、打たれることはありません。ご安心を。

もし打たれたい場合は、警策を持ったお坊さんが前を通ろうとしたとき、少し会釈をすると気づいてもらえます。向き合ったら、合掌して深くお辞儀をして背中で警策を受けとめます。

決して罰しているわけではなくて、励ましをいただく意味合いがあります。

このあたりのやり方も、たいてい事前の説明で教えてもらえます。

にちこ
にちこ

最初は怖くても、叩かれている人をみると、不思議と自分もやって欲しい~と思うものですよ

開始時間より早めに行った方がいい?

初心者向けに開催している座禅会の場合は、始まる前にやり方や注意事項などの説明があります。15分前には到着しておくといいです。遅れての入場はできないことがほとんどです。

また寺院内の敷地は広いので、入門してから座禅会が行われる建物まで距離がある場合があります。アクセスに書かれている時間に加えて敷地内の徒歩時間(5分程度)を見込んだうえで、15分前に到着するのが理想です。

座禅会まとめ

座禅に興味があるけど、どういうものなのか、やり方がわからないという方も多いことでしょう。

そんなときには、お寺で開催されている座禅会に参加してみるのがおすすめです。

全国各地の禅寺では、初心者でも気軽に参加ができる座禅会を開催しています。

お坊さんの解説にしたがって、姿勢を整え、呼吸を整えることで、自然と心も整ってくることでしょう。

日常のあわただしさや混乱をリセットして、自分とゆっくり向き合ってみると、気づくことも多いと思います。

ご参考になれば嬉しいです。